ヘリカルCT
「Computed Tomography」の略で、コンピュータを使った断層画像という意味です。

ドイツ シーメンス社製
【SOMATOM Emotion16-Slice Configurations】
特徴
- 従来の約半分の被ばくで検査可能です。
- 簡単に三次元画像(3D)の取得が可能です。
- 従来の1/10以下の細かいデーターを1/10以下の時間で撮影可能です。
- 静寂性が高く圧迫感も少ない、患者さんに優しい設計となっています。
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負担の少ない息止めで広範囲を検査可能です。
- 体の回りを0.6秒の速度で1回転し、16スライス同時収集が可能なので、広範囲を1度に撮影出来ます。
- 撮影時間の短縮により、被ばくの軽減にもつながります。

患者さんに寝台に乗っていただき、寝台がCT装置の真ん中に空いた大きい穴の中を通る間に360度の方向からエックス線を当て、得られたエックス線のデータからコンピュータを使って体の輪切りの画像を作り出します。
さらに精査する場合はインジェクターという造影剤注入機を使って、体の中に造影剤を注入してより精密な検査を行います。
遠隔読影システム

上尾グループ病院のメリットを生かして、撮影されたすべての画像と、依頼書を上尾のパソコンに送り、放射線科医によって読影されるので安心です。