栄養科
紹介
食べる事“”栄養を摂る事“は、生きていく上で最も大切な事であり、病院においては、それが治療に大きく影響してきます。病院管理栄養士は栄養に関わるオールマイティーな技術能力が必要とされている事を充分認識し、栄養士の技術が少しでもお役にたてるよう、努めております。栄養サポートチーム（NST）をはじめ、褥瘡対策のチーム医療に積極的に参画し、患者様の食事管理・臨床の栄養管理・栄養指導と、多方面から栄養のアプローチをしています。
AMG栄養部理念
「食を通じ、人々に笑顔を与え続ける」
主な業務内容
給食管理業務
入院生活の中で、食事の時間は患者様にとって大切な時間であると思われます。治療を目的とした食事のなかでも患者様に満足していただけるよう、栄養だけでなく、味付け・色彩・盛り付けにも気を配り、患者様の食欲が増進するよう努めております。
- 一般食のみ選択食を実施（夕食）
週に4回、夕食の献立より主菜２品から１品をお選びいただけます。お好みの献立を選んで頂く事で、食事の楽しみを増やしていただける事を目的としています - 行事食の実施
月に１度、四季折々の行事に合わせたメニューにカードを添えて提供しています。
例）
4月 春献立（竹の子ご飯・葛饅頭）
8月 土用の丑の日（鰻の蒲焼・水羊羹）
12月 クリスマスメニュー（チキン・ケーキ）等
土用の日
ひな祭り
クリスマス
大晦日
- 食事満足度調査（2回実施）
患者さんのもとに伺いアンケートを実施し、その結果を満足度の向上や問題点の改善に反映させるため行っています
栄養管理業務
当院では、病棟担当制とし、細やかな対応が出来るよう心掛けています。
入院時に栄養状態の評価を行い、栄養管理計画を立案します。栄養状態の改善が必要な患者様には、栄養サポートチーム（NST）が介入し、入院中の患者様の栄養状態の改善、QOLの向上をチームでサポート致します。また入院・退院診療計画書作成も行います。
- ミールラウンド
食事の時間にベッドサイドへ訪問し、食事形態の相談や治療の影響で食べづらくなっている患者さんの食事相談など、適宜、病棟職員と連携を図っております。 - 入院・外来栄養指導の実施
病態にあわせた食事のとり方や手術を終え、退院された後の食事の注意点だけでなく、日頃気になっている食事のこと、低栄養や摂食嚥下など栄養に関することはどのような相談でも受け付けております。食事療法が必要な方々を対象に毎日栄養指導を実施しています
（入院、外来、透析室、特定保健指導、糖尿病教室） - 栄養情報提供書の作成
退院時の栄養食事指導に加えて、入院中の患者さんの食事栄養管理に関する情報等を、かかりつけ医や退院先の施設（病院、介護老人福祉施設、介護老人保健施設など）へ情報提供することで、地域貢献と施設間の連携を図っています。
チーム医療
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栄養サポートチーム(Nutrition Support Team：NST)
医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、リハビリテーション科などの多職種により構成されたチームに参加し活動を行っています。患者さんの疾患・病態によって必要となる栄養量や栄養素、摂取経路が異なります。週1回のカンファレンスを活動の中心として、患者さん一人ひとりに合った適切な栄養管理を行うことで、疾患の回復促進、褥瘡発生予防を目的としています。
- 各診療科カンファレンスへの参加
- 褥瘡チーム回診
- 糖尿病チーム
糖尿病の知識を広める活動として、糖尿病教室を年２回開催しています。
