AST(抗菌薬適正使用支援チーム)
ASTは、抗菌薬適正使用(患者予後の改善・耐性菌抑制・医療費軽減)推進のために2018年発足し、医師(ICD)、薬剤師、検査技師、看護師(ICN)を中心に活動しています。
個々の患者に対して主治医が抗菌薬を使用する際、最大限の治療効果を導くことが出来ると同時に、有害事象(副作用や耐性菌の出現)を出来るだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が完了(治療の最適化)出来るように、診療科の枠を超えた支援を行っています。
※AST:Antimicrobial Stewardship Team
AST会議(毎週1回)
血液培養陽性事例の感染症診療に関して、抗菌薬を使用する際の思考プロセス※にそって、抗菌薬の選択、投与量に関して検討を行っています。必要時、ASTから直接、主治医に変更案を提示や再検査の依頼などを行っています。
血液培養陽性患者の把握(毎日)
血液培養提出のうち陽性事例を毎日確認し、初期投与薬選択の適切性を含め検討しています。必要時、ASTから直接主治医に変更案を提示しています。
抗菌薬ラウンド(毎週1回)
抗菌薬治療が長期にわたっている、感染した臓器、細菌侵入門戸が不明など感染症治療に難渋している症例に関してラウンドを行い、主治医と共に今後の治療に関してカンファレンスを行っています。
職員および連携医療機関対象の研修
年2回程度開催しています。
近隣病院からの相談受付
2018年5月より相談を受け付けています。
曜日 | 時間 | 窓口 |
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平日 | 9時~17時 | 感染管理課(内線705) |