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病院指標 平成30年度Hospital Indicators

平成30年度 笛吹中央病院 病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 0 42 24 35 90 95 289 417 397 194

年齢階級別患者数は、平成30年4月から平成31年3月の期間に当院を退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計したものです。

傾向としては60歳以上の患者さんの占める割合が8割を超えており、高齢化社会が反映された年齢層となっております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし A-DROP スコア1 33 22.55 13.46 6.06 85.94
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 28 2.00 2.67 0 59.71
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 27 38.26 20.92 3.7 87.70
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 24 21.63 17.66 8.33 88.29
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 24 32.04 12.58 0 81.00

内科における患者数上位5疾患を挙げたものです。

肺炎、誤嚥性肺炎の患者さんが多くなっています。高齢の患者さんが多く、季節ごとの差があまりないため、特に高齢の方には年間を通して注意が必要な疾患と言えます。

また、当院では内視鏡的大腸ポリープ切除術を1泊2日の入院でおこなっており、2番目に多い疾患となっております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 47 5.23 4.96 0 69.77
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-6あり 副傷病なし 36 3.00 4.41 0 68.86
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 12 3.92 5.42 0 58.58
060040xx99x70x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-7あり 副傷病なし 10 3.00 4.80 0 71.90
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 - - - - -

外科における患者数上位5疾患を挙げたものです。

当院では腹腔鏡でヘルニア手術をおこなっており、5日程度の入院となります。

悪性腫瘍については、化学療法で繰り返し入院を行うため件数が多くなっています。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入 52 30.92 26.30 75.00 86.10
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 47 21.89 19.61 53.19 82.79
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 44 9.09 5.68 4.55 61.93
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 41 11.05 14.27 0 55.20
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 24 19.46 18.92 20.83 63.83

整形外科においては年齢層が幅広く、一番多い症例である股関節大腿近位骨折は高齢者の方が多くなっています。救急搬送で来院される他、他施設等から紹介されるケースもあります。手術となるケースが多く、術後はリハビリテーション専門施設等と連携し速やかな転院に対応しています。2番目に多い症例は胸椎、腰椎以下の骨折損傷となっており、こちらも高齢者に多い腰椎などの圧迫骨折等が多くなっています。こちらは手術適応は少なくリハビリテーションが主な治療となっています。3~5番目の症例は外傷の患者さんで、他科と比較して平均年齢が低い傾向にあります。そのほとんどが手術を目的とした入院です。年齢も若く退院後早々に社会復帰されることから転院率も低くなっています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 9.12 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし - - 5.10 - -
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし - - 6.14 - -
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし - - 12.58 - -
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 16.18 - -

当院では脳神経外科医が総合診療も担う体制を取っているため対応疾患が多く、1疾患あたりの患者数が少なくなっています。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 55 3.76 0 76.35
100070xx97x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 85歳未満 13 3.62 0 72.38
100070xx97x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病あり 85歳未満 - - - -
100070xx97x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術あり 手術・処置等2-1あり 副傷病なし 85歳未満 - - - -
100070xx97x011 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病あり 85歳以上 - - - -

当院における眼科の入院はすべてにおいて白内障の手術を目的とした入院です。

基本的に三泊四日で退院されます。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 1 7
大腸癌 28 24 21 1 7
乳癌 1 7
肺癌 11 1 7
肝癌 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌について、集計期間に入院治療を行った、初発患者の病期分類による延べ患者数、再発患者の延べ患者数を示しています。当院において癌の診断、初回治療を行った場合を「初発」として病期分類ごと集計し、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」として集計しています。癌の病期分類は、癌がどれくらい進行しているかという病期・進行度を意味しStage0からStageⅣまでありStageⅣが最も進行していることになります。当院では大腸癌の症例が最も多く、抗がん剤による治療が中心となっています。その他内視鏡的手術、腹腔鏡下手術、抗がん剤治療など患者さんの状態に合わせた治療を行っています。肺癌については当院は呼吸器外科がないため、手術を希望される患者さんについては他の病院を紹介しています。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 17 9.71 56.06
中等症 83 31.75 85.25
重症
超重症
不明

市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人が発症した肺炎です。重症度は以下の5つの指標、1)高齢、2)腎機能障害や脱水、3)低酸素血症、4)意識障害、5)血圧低下、の項目によって分類され、当院では中等度の比率が最も高くなっています。重症度があがるほど平均年齢も上がっており、高齢になるほど重症度が高く在院日数も長期化する傾向があります。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 19 25.42 82.21 9.09
その他 - - - -

医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞の患者さんを対象とし、症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。当院では発症日から3日以内の患者さんが主となっています。急性期の治療終了後はリハビリテーションが主な治療になりますが、長期になる場合、回復期病棟などの専門施設への転院紹介等を行っています。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 28 0 1 0 61.11
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K7391 直腸腫瘍摘出術(経肛門) - - - - -
K6262 リンパ節摘出術(長径3cm以上) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -

内科では内視鏡的ポリープ切除が一番多い症例となっています。大腸内視鏡でポリープが見つかった場合切除の対象となり、切除後は1泊入院していただきます。 術後出血や穿孔がないか経過観察を行い、翌日退院となります。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 47 1.06 3.17 0 69.77
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 18 1.11 3.72 0 50.94
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) - - - - -
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) - - - - -

外科では腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くなっています。両手術とも腹腔鏡にて行われており、患者さんには傷口が小さく負担も少ないなど利点も多く平均5日前後の入院期間となっています。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 46 3.46 24.93 63.04 83.98
K069-3 関節鏡下半月板縫合術 40 0.63 9.15 0 55.50
K0462 骨折観血的手術(前腕) 39 1.49 10.92 12.82 61.18
K0821 人工関節置換術(膝) 37 1.08 31.3 13.51 74.73
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) 33 0.73 3.24 0 56.97

整形外科の手術では外傷に起因するものが多く占めています。その中でも関節鏡下半月板縫合術が多く、年齢層においても当院の入院患者さんの平均より若いことが特徴となっています。膝には体重による負荷が大きくかかる箇所でそのため半月板にも大きな力が加わります。急激な動きや無理な体勢によって膝を酷使したり、膝を強く打ちつけた時などに、吸収しきれないほどの不可がかかることで半月板が損傷(断裂)したりすることがあります。当院では関節内視鏡検査により関節内部の状態を正確に把握し損傷(断裂)した半月板を縫合、切除を行います。術後は早期にリハビリを行い術後10日前後で退院となります。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -

慢性硬膜下血腫はゆっくりと硬膜下に血液がたまってくる病気です。多くは頭部外傷後に発症しますが、外傷の既往がない場合もあります。手術は穿頭術(頭に穴をあける)を施行し血腫内容を洗浄除去し、血腫腔内にドレーン(チューブ)を残す方法が一般的です。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K230 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 73 0 2.75 0 75.79

当院における眼科の入院はすべてにおいて白内障の手術を目的とした入院です。

基本的に三泊四日で退院されます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

播種性血管内凝固症候群は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。敗血症は血液が細菌に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。肺炎や尿路感染症、腹膜炎などが原因になります。これらは臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして上記4つの発生率を集計しています。

手術・処置などの合併症には、術後の創部感染、縫合不全などがあります。完全になくすことは出来ませんが、起こり得る合併症に関しては、事前に十分説明した上で、発症が最小限になるよう努めています。

*共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。

更新履歴

H28.09.28
初版作成
H29.09.25
指標更新(28年度)
H29.09.25
指標更新(29年度)
R01.09.27
指標更新(30年度)
R02.09.28
指標更新(令和元年度)
R03.09.22
指標更新(令和2年度)
R04.09.26
指標更新(令和3年度)
R05.09.19
指標更新(令和4年度)
R06.09.24
指標更新(令和5年度)