医療の質 評価指標(QI:クオリティ・インディケータ)
QI(クオリティ・インディケータ)とは、医療の質を定量的に評価し、病院の様々な機能を適切なインディケータ(指標)を用いて表したものです。各分野で着目する指標を設定し、ある医療行為等を行なった対象を分母として、得られた「望ましい結果(望ましくない結果)」やそのプロセスの適切さの程度を「比率で表す」という特徴があり、より改善につなげるために検証していく指標となっています。
上尾中央医科グループ共通クオリティ・インディケータ
2020年度、2021年度比較
共通項目
- 2週間以内退院サマリー完成率
- 100床あたりのインシデント・アクシデント発生件数
- 全報告中医師による報告の占める割合
- 入院患者の転倒・転落発生率
- 入院患者の転倒・転落による損傷発生率(レベル2以上)
- 入院患者の転倒・転落による損傷発生率(レベル4以上)
- 褥瘡発生率
- 薬剤管理指導の実施率
- 18歳以上の身体抑制率
- 安全管理が必要な医薬品に対する服薬指導実施率
急性期項目
- 救急車・ホットライン応需率
- 血液製剤廃棄率
- 血液培養実施時の2セット実施率
- 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- 広域抗菌薬使用時の血液培養実施率
- 尿道留置カテーテル使用率
- 24時間以内の再手術率
- 中心静脈カテーテル挿入時の気胸発生率
- 30日以内の予定外再入院率
- 脳梗塞患者への早期リハビリ開始率
慢性期
- 褥瘡発生率
- 肺炎の新規発生率
- 身体抑制率
- 尿道留置カテーテル使用率
- 尿道留置カテーテル1ヶ月以内の抜去率
- 経管栄養から経口摂取可能となった患者率