笛吹中央病院
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年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 48 25 44 93 139 275 441 452 202
【定義】
平成27年度退院患者数を年齢階級別(10歳刻み)に集計しています。尚、90歳以上の患者さんについては1階級としています。
【特徴】
退院患者さんにおける70歳以上の方が占める割合は63.6%(1,095人)で比較的ご高齢の患者さんが多く締めています。当院の所在する笛吹市の年齢別人口に占める70歳以上割合は※19.8%であり、笛吹市の人口比率と比較しても、当院における入院患者数に占める高齢者の方の比率が高くなっています。
※平成26年3月末日現在

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

内科・消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x0990x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 61 25.25 14.34 1.64 75.33
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 44 36.91 21.69 13.64 89.43
050130xx99000x 心不全 39 41.41 18.3 7.69 83.00
【解説】
内科における患者数上位3疾患を挙げたものです。肺炎の患者さんが最も多くなっています。高齢の患者さんが多く、季節ごとの差があまりないため、特に高齢の方には年間を通して注意が必要な疾患と言えます。重症化してしまうため在院日数も長期化する傾向にあるといえます。次いで誤嚥性肺炎が多く、特に平均年齢が80歳を超えています。
3番目に多い疾患心不全でやはり平均年齢も80歳を超えており、入院期間も長くなっております。

外科・消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S上部から肛門)の悪性腫瘍 31 4.06 4.51 0.00 69.29
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 13 4.38 6.96 0.00 63.92
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 12 14.42 10.93 0.00 75.50
【解説】
外科における患者数上位3疾患を挙げたものです。最も多い症例は直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍となっています。次いで胆嚢疾患(胆嚢結石など)となっており、腹腔鏡下手術を積極的に取り入れることで、患者さんの負担の軽減、入院期間の短縮につながっており、在院日数も全国平均より短くなっています。3番目に多い症例は胆管(肝内外)結石、胆嚢炎で、こちらは全国平均と比べても年齢が高く、平均在院日数も長くなる傾向にあるといえます。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等含む。) 78 15.60 11.23 0.00 53.94
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 64 33.72 28.70 68.75 84.95
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 39 24.49 21.52 51.28 78.13
【解説】
・整形外科においては年齢層が幅広く、一番多い症例である肘、膝の外傷の患者さんについては、他科と比較して平均年齢が低い傾向にあります。そのほとんどが手術を目的とした入院です。年齢も若く退院後早々に社会復帰されることから転院率も0%となっております。次に多い症例は股関節大腿近位骨折で、こちらは高齢者の方が多くなっております。救急搬送で来院される他、他施設等から紹介されるケースもあります。手術となるケースが多く、術後はリハビリテーション専門施設等と連携し速やかな転院に対応しています。三番目に多い症例は胸椎、腰椎以下の骨折損傷となっており、こちらも高齢者に多い腰椎などの圧迫骨折等が多くなっています。こちらは手術適応は少なくリハビリテーションが主な治療となっています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 15 17.67 5.31 0.00 76.80
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満)
040080x0990x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上)
【解説】
・当院脳外科で一番多い症例はめまい等の前庭機能障害となっています。年齢層は76.80歳と非常に高く、平均在院日数も全国平均より高くなっています。次いで脳梗塞(※JCS10未満)の症例で、後遺症などがあり長期にリハビリテーションを必要とする患者さんについては、専門医療機関との連携を図り速やかな転院紹介を行っています。
※JCS(Japan Coma Scale)・・・日本で使用される意識レベルの評価方法。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 1 7
大腸癌 17 33 1 7
乳癌 1
肺癌 12 1 7
肝癌 1
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【解説】
・5大癌について、集計期間に入院治療を行った、初発患者の病期分類による延べ患者数、再発患者の延べ患者数を示しています。当院において癌の診断、初回治療を行った場合を「初発」として病期分類ごと集計し、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」として集計しています。癌の病期分類は、癌がどれくらい進行しているかという病期・進行度を意味しStage0からStageⅣまでありStageⅣが最も進行していることになります。当院では大腸癌再発の症例が最も多く抗がん剤による治療が中心となっています。その他内視鏡的手術、腹腔鏡下手術、抗がん剤治療など患者さんの状態に合わせた治療を行っています。肺癌については当院は呼吸器外科がないため、手術を希望される患者さんについては他の病院を紹介させていただいおります。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 10 9.90 52.00
重症度 1 19 18.79 76.95
重症度 2 22 25.45 83.36
重症度 3
重症度 4
重症度 5
不明
【解説】
・市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人が発症した肺炎です。重症度は以下の5つの指標、1)高齢、2)腎機能障害や脱水、3)低酸素血症、4)意識障害、5)血圧低下、の項目によって分類されます。これらを0~5または不明に分類し、数字が大きいほど重症になっています。当院では重症度2(中程度)の比率が最も高くなっています。重症度があがるほど平均年齢も上がっており、高齢になるほど重症度が高く在院日数も長期化する傾向が顕著に表れています。

脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 17 70.88 80.29 11.11
その他
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他
【解説】
・「ICD10」とは、疾病及び関連保健問題の国際統計分類です。WHOによって公表された分類で、死因や疾病の統計、診療記録の管理などに活用されます。医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞の患者さんを対象とし、その発症から入院までに日数別に症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。当院では脳梗塞の発症後3日以内の症例が17件となっており、次に一過性脳虚血発作、脳動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったものとなっています。(いずれも10件未満)急性期の治療終了後はリハビリテーションが主な治療になりますが、長期ななる場合、当院の障害者病棟への転棟や、回復期病棟などの専門施設への転院紹介等を行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

内科・消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(直径2cm未満) 35 0.00 1.00 0.00 58.69
K7391 直腸腫瘍摘出術(経肛門)
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)
【解説】
・内科では内視鏡的ポリープ切除が一番多い症例となっています。大腸内視鏡でポリープが見つかった場合切除の対象となり、切除後は1泊入院していただきます。
術後出血や穿孔がないか経過観察を行い、次の日退院となります。

外科・消化器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 61 1.89 3.26 1.64 66.54
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 23 0.48 3.91 0.00 60.96
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 12 22.75 17.75 83.33 76.83
【解説】
・外科では腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くなっています。両手術とも腹腔鏡にて行われており、患者さんには傷口が小さく負担も少ないなど利点も多く平均5日前後の入院期間となっています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K069-3 関節鏡下半月板縫合術 55 1.20 11.80 0.00 56.05
K0461 骨折観血的手術(大腿) 49 2.88 26.47 55.10 84.10
K0462 骨折観血的手術(前腕) 37 1.27 14.92 5.41 60.19
【解説】
・整形外科の手術では外傷に起因するものが多く占めています。その中でも関節鏡下半月板縫合術が一番多く、年齢層においても当院の入院患者さんの平均より若いことが特徴となっています。膝には体重による負荷が大きくかかる箇所でそのため半月板にも大きな力が加わります。急激な動きや無理な体勢によって膝を酷使したり、膝を強く打ちつけた時などに、吸収しきれないほどの不可がかかることで半月板が損傷(断裂)したりすることがあります。当院では内視鏡検査により関節内部の状態を正確に把握し損傷(断裂)した半月板を縫合、切除を行います。術後は早期にリハビリを行い術後約2週間前後で退院となります。
・近年の人口高齢化による大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折の症例数増加に伴い、手術件数においても大腿骨近位部、前腕骨の骨折観血的手術の件数が増加し、当院においても関節鏡下半月板縫合術についで多い症例となっています。術後は早期にリハビリを行い、在宅復帰努める一方、長期にリハビリテーションの必要な患者さんについては専門施設への転院紹介などを行っています。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術
【解説】
・慢性硬膜下血腫はゆっくりと硬膜下に血液がたまってくる病気です。多くは頭部外傷後に発症しますが、外傷の既往がない場合もあります。手術は穿頭術(頭に穴をあける)を施行し血腫内容を洗浄除去し、血腫腔内にドレーン(チューブ)を残す方法が一般的です。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 74 0.38 2.89 0.00 76.34
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合)
【解説】
・当院における眼科の入院はすべてにおいて白内障の手術を目的とした入院です。基本的に三泊四日で退院されます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
【解説】
・播種性血管内凝固症候群は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の血管内で血栓ができる病態です。敗血症は血液が最近に感染することにより全身に炎症を起こす病気です。肺炎や尿路感染症、腹膜炎などが原因になります。これらのものは臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして上記4つの発生率を集計しています。当院においては共通のルールに従い10件未満のもにについて“‐(ハイフン)”にて表記しています。
・平成26年度の全DPC対象病院における発生率と比較すると当院における発生率は、播種性血管内凝固症候群は0.19%(全国平均0.17%)、敗血症は0.06%(全国平均0.56%)となっています。
・手術・処置などの合併症には、術後の創部感染、縫合不全などがあります。完全になくすことは出来ませんが、起こり得る合併症に関しては、事前に十分説明した上で、発症が最小限になるよう努めています。

更新履歴

H28.09.28
初版作成
平成30年度 平成29年度 平成28年度 平成27年度
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